亜急性甲状腺炎
【亜急性甲状腺炎とは?】
原因不明の甲状腺炎
亜急性甲状腺炎は、原因不明の甲状腺炎で、さまざまな甲状腺中毒症状を呈する病気です。30~50歳代の女性に多いのが特徴で、予後は比較的良好といわれています。
ウイルス感染が有力
亜急性甲状腺炎は、原因不明な病気ですが、主にウイルス感染が原因と考えられています。ウイルス感染による炎症により、甲状腺組織が破壊され、貯蔵されていたホルモンが大量に漏出し、甲状腺中毒症状をきたすといわれています。甲状腺のかぜ、インフルエンザのようなものだと考えられています。他の人に感染することはなく、通常自然回復します。
中毒症状をきたす
多くは何の前ぶれもなく上気道に炎症が起こり、痛みを伴う甲状腺の腫れ(硬く、押すと痛みがある)があります。その後、甲状腺の中毒症状として、高熱(しばしば38℃以上)、全身倦怠感、動悸、多汗、ふるえ、体重減少などがみられます。
甲状腺のしこりは、最初は左側か右側にでき、全体に広がったりします。また、通常は押されると痛むのですが、症状が重いとなにもしなくても痛むこともあり、耳や後頭部に痛みが起こることもあります。
数か月たつと炎症がおさまり、甲状腺機能も正常になります。ただ、まれに発熱を繰り返して治癒まで長くかかることがあります。
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