橋本病
【橋本病の治療法】
甲状腺機能が正常なら治療はしない
検査によって橋本病と診断されても、甲状腺の腫れが小さく、ホルモンが正常であれば体に不都合はありません。このような場合は、とくに治療が必要ないこともあります。定期的に1年に1回程度診察を受けて様子をみればよいでしょう。
ただ、首のはれが大きくて気になる人は、甲状腺ホルモン剤を使用して小さくなるか様子をみます。
機能が低下しちているときは薬で治療する
甲状腺機能の低下がみられる場合には、一般的に甲状腺ホルモンを薬で補います。甲状腺ホルモンの不足状態は、時間をかけて徐々に正常なレベルになるように配慮されます。自分でつくれないホルモンを薬で補うと、甲状腺ホルモンやTSH(甲状腺を刺激する抗体)の濃度が正常になり、体中に活力が戻っていきます。甲状腺は刺激されることなく休んでいるので、甲状腺の腫れもも引いていきます。ただ、巨大になっていると治療をしてもある程度の首の腫れが残ることがあります。
薬を飲むと、全身症状は改善し、腫れも引いていきますが、ここで薬を中止してはいけません。一度、自己免疫によって破壊された甲状腺組織は正常に戻りにくいといわれています。ですので、多くの場合甲状腺ホルモンの薬は一生涯のみ続けます。甲状腺の働きが徐々に回復していることが確認されれば、減薬、中止も考慮されますが、素人判断での減薬や中止は控えましょう。
あわせて読みたい













