原因
甲状腺ホルモンの過剰や低下で起きる
甲状腺の病気は、腫瘍ができる場合(甲状腺腫)や炎症が起こる(甲状腺炎)を除いて、そのほとんどが甲状腺ホルモンの合成・分泌過剰あるいはその低下によって起こります。
なぜ、そのような過剰や低下が起こるのかというと、甲状腺が“免疫”によってホルモン調節の仕組みを狂わされてしまうからです。免疫はときに勘違いをおこして自分の体を外敵と間違えて攻撃してしまうことがあります。これがホルモンの過剰や低下をまねいてしまいます。
※免疫・・・体に侵入する細菌やウイルスなどの外敵を攻撃し、健康を守るからだの仕組み
免疫が甲状腺を攻撃してしまう
たとえばバセドウ病の場合、免疫が勘違いを起こして、甲状腺を異常に刺激する抗体をつくります。そして、この抗体が甲状腺を刺激することで甲状腺ホルモンを過剰につくらせてしまいます。
橋本病の場合は、甲状腺の細胞に免疫の一部であるリンパ球が誤作動を起こして攻撃します。これにより甲状腺は炎症を起こし、細胞が傷ついてしまうことによって甲状腺ホルモンが造られなくなり、ホルモン不足に陥ります。
従って、甲状腺ホルモンの異常は免疫機能の誤作動によって発生するということになります。
では、免疫誤作動の原因はなんなのでしょうか?
実質の原因は遺伝?
実は、免疫誤作動の原因はまだまだ研究途中で現在はっきりと結論はでていません。現在のところでは遺伝による可能性が高いのではないかといわれていますが、これは不確で事実かどうか定かではありません。遺伝説が有力だからといって、家計に甲状腺の病気の方がいらっしゃる方が過剰反応されるのもおかしな話です。
ただ、疑わしい症状がある方は検査をうけてみるのもいいかもしれません。
結局、原因のハッキリとした答えは現段階ではわからないということになります。気になる方は病院で検診をうけてみるのがいいでしょう。




原因








